『……懐かしい。』 翔や潤悟と出会ったホームセンター。 『で?何がききたくて、こんなとこに連れてきたわけ?』 何も変わらない。 今も翔と仁が守っている場所。 『本当は携帯でも見れば、色々とすぐにわかると思ってたけど、まさか何も持ってきてないとは…正直恐れ入ったわ。』 さっきマンションの屋上で、後ろから殴ってきた女が言う。 『ホント。こんな風に誘拐じみたことするつもりじゃなかったのにさ。』