ガチャッ! 扉を開く音がする。 あたしはその人の背後から掴みかかり、 『誰?』 声をかけた。 『さすが…。青山社長が気をつけろとは言っていたが、ここまでとは。』 見たことのない男だった。 『誰なの?あたしに何の用?』 油断した…と思った時には、遅かった。 -- 夜。------- 家に、携帯置いてきて良かった…。