仁と翔、それにアルが、まるで父親が産まれてくる我が子を待っている時のように、そわそわとしていたこと。 華恋ちゃん。と呼ぶ潤悟ママの声で、安心できたこと。 そして…世界一幸せな泣き声を聞いた。 しかも、贅沢に3つも。 元気に産まれてきてくれた、あたしたちの子どもたち。 幸せでいっぱいだった。 『あたしをお母さんにしてくれて、ありがとう。』 その一言を子どもたちに呟いた。