元旦以来、あたしには1つだけ今年はやりたいことがあった。 バタバタしてたからっていうのは言いわけでしかないけれど、本当にバタバタとしていたりで出来ていなかったことを。 『華、どう?』 『う~ん、普通かな!』 『ふ、普通って……。』 『俺らには、会いたくないんじゃないの?この子たち。』 仁と翔はよく家に来て、また笑って会話をするようになっていた。 『多分、そう!』