あたしは部屋を出ながら言った。





『子どもが産まれて来年の夏頃がさー、きっと1/2 Birthdayになると思う。その時には戻って来てよ。それまでは、あたしたち皆が写真送ったり、近況報告したりするからさ。』





『出産は…?』





『ねぇ、誰がついてると思ってんの?潤悟ママだよ?潤悟より頼りになると思わない?』




あたしは笑ってみせた。







『…フ。確かにな。わかったよ。近況報告、楽しみにしとく。参ったよ、華恋には。』