あたしの言葉に、静まり返っていた。





何を言ったらいいのか、皆わからなかったからだ。







『皆の愛を…なんて恥ずかしいこと言ってみたり…。ただ、あたしはその愛に甘え過ぎちゃうから…。いつからか“あたしらしさ”っていうのを置き去りにしてました…由美や仁ならわかるかな?』




あたしは寂しげに笑ってみせた。







『だから、皆の本当の愛を下さい。』





『それって…さー、クリスマスプレゼントに私を手放してくれって…ことだよね…?』