『このアルってやつ、田崎くん呼ぶこと賛成したの?』





『あぁ!あん時助けてくれたやつだって聞いたし、こいつ一度決めると聞かないからさ~。』




そう言って、仁は笑いながらリストを眺めた。







『誰も知らないし、誰かの同級生とかでもないのに、よくOKしたねー。』





『そんなん言い始めたら、伊丹だって皆知らないし、金井さんとか宮崎先生とか同級生じゃないし~ってなっていきそうじゃん!』





『確かに。』




翔は仁が笑うのを見て、納得したようだった。