どんどん出来上がっていくクリスマスパーティーの…いや、クリスマスイブパーティーの飾り付け。
『華恋は無理しない!』
由美の言葉であたしはほとんど何もしないまま、座っていたけれど、そこに皆も代わる代わる休憩がてらお喋りをしに来て、パーティー前のこの時間もワイワイと賑やかで、まるでもうパーティーが始まっているかのようだった。
幸せだ…本当に、幸せだ。
『華恋~ちょっと。』
『ん?何?』
あたしは翔に呼ばれた。
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