『ううん。あたしこそわかってなかったから。…じゃあ、あたし帰るね!』




こうして、西野家をあとにして、知佳と進くんに会い、これまでのことを全て話した。







知佳も進くんもあの頃は知っていても、またあたしが色々しでかしているとは思わなかったみたいで、最初はなんと言ったらいいのかわからなかったらしいが、少したってしっかりとあたしに自分たちの気持ちを話してくれた。







最後に2人は、




『もう無茶しないで、うちらにも頼っておいで。』




と言ってくれた。