『あたしはズルいの。皆に甘えて、潤悟にも仁にもツラい思いさせてるし、傷つけてるって思う。ただ、潤悟を好きだって言ったのは嘘じゃないよ。今でも正直、複雑なの。このまま潤悟や仁や周りの人たちに甘えて、流れのままに生活していくのが、本当にいいことなのかわからないでいる。だから、もう少しだけ、拓巳くんには待ってほしい。あたしが自分で決めたいんだ、これからどうやって生活していくか。』
なんかあの時から…あの空港で初めて潤悟を見送った日から、流れにまかせて生きてた気がする。
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