『俺と…結婚して下さい!』 『はい…!』 幸せだった。 あたしの全てを受け入れてくれる仁が、真剣にプロポーズをしてくれた。 『華。明日は俺、仕事だけど、その体なんだから、何かあったら無理しないで電話してこいよ…?!』 『うん、そうする。』 好き。 不器用だけど、真っ直ぐで優しい仁があたしは大好き。 こんな些細な幸せが、いつまでも続くって、あたしは思いたい。