『おかえりー!』





『ただいま!』




今日は、たまたま仁が早く帰ってきた。







『今日、懐かしい人にあったよ!!誰だと思う?』




あたしはいてもたってもいられず、仁がまだ座りもしないうちに質問していた。







結局、中学の頃はあれから広子ちゃんと話すことはなかったけど、それでもあたしにとっては広子ちゃんが立派な看護師さんになっていたのが、嬉しくて仕方なかった。





『ヒントは?』





『中学が一緒だった!』