『あ…あたしね、この病院に知り合いの先生が移動してきて、ちょうど知り合いの女の子もこの病院の療養施設にいたから、ここで今はみてもらうことにしたんだー。』





『そうだったんだ!私、ここをやめて別の所行こうかと思ってたけど、華恋ちゃんに会えたから、やめなくてよかった。ここで働いてるから、何かあったらいつでも言ってね。あ、じゃあ、そろそろ行くね!』




時計を見ると、慌てたように広子ちゃんはさっていった。







久しぶりに、あの時を思い出す懐かしい気分になった。