『今、家に着いて1人なんだけど…あのさー、アルは、あたしじゃなくても助けに来た?ううん、あたしだって知ってて助けたの?』 『何で?』 『タイミングが…よかったからさ。』 本当に、たまたま居合わせただけかもしれないし、たまたま通りかかっただけかもしれない。 でも、あそこで揉め事が起きるってわかってなかったら…あんなにいいタイミングで助けに入れるわけない気がした。 『タイミングか!』