『潤…悟。』 『華恋、久しぶり。堺さん、荷物お願い出来ますか?』 そこにいた潤悟は、3月に会った潤悟よりもはるかに大人になっていた。 翔に当たり前のように綺麗な敬語を遣って……。 『久しぶり…あの話が……』 『ほら、手。何でヒールなんて履いてくるかな?まったく。』 『……え…?』 確かに今日は、潤悟に会うからと久しぶりにヒールを履いてきた。 でも……普通なのに…。