『翔はやっぱり…それがいいと思う……?』





『俺は正直言ったら…子どもがいないなら、結婚はしてほしくないよ。西野くんのことも考えたら……ってそれは言い訳かな?俺自身がかもしれない。でも、華恋と華恋の子の幸せを考えたら、俺は田崎くんといるのがいいと思う。』





『そう…だよねぇ!』




あたしは翔を見て、微笑んだ。







『田崎くんのことを、華恋が好きだってのを前提で話してるけど…華恋の気持ちはどうなの?』