『なんで…?』





『まず、そんなに仲良くないでしょう?元気に過ごしてるなら、あんたはあんたの道を行けばいい。もう干渉する気もないから。』





『そう!わかった…。なら行かないし、こういう時しか連絡もしないから。じゃあね。』




あたしは電話を切った。





確かに、あたしと母は高校の時のあの事があって以来、ギクシャクしていることも多かった。



でも、あたしにとっては母は母で、たまには会いにいって、それで少し喧嘩したりもいいと思っていた。