-- 次の日。-----




仁は潤悟の家から直接仕事へと行き、翔と日高と赤堀は潤悟のお父さんの手伝いをするために会社に行った。





家には、潤悟のお母さんと学校がたまたま休みだった拓巳くんがいた。







あたしはゆっくり階段をおりていくと、お母さんがあたしに気がつき、




『体調は、どう?落ち着いた?』




笑顔で、声をかけてくれた。







『はい…あ、あの、ご迷惑をおかけしちゃって…すみませんでした……。』