あと何回、こうして晃平の球を捕れるんだろう。

分からない。


あと数回かもしれないし、それこそ数えきれないほどあるかもしれない。


それでも……




晃平の一球一球は、俺の宝だ。

一生の思い出に残る、煌めく宝石のように大切なものだ。