結局、なかなか寝付けず、朝まで起きてた私。



でも、準備して、いつも通り蓮と一緒に登校……まではよかった。

っていっても、蓮を見るたび顔は赤くなってたっぽいけど…。





数学係の私は、西野の所まで授業道具を取りに行った。



いつも通り渡してくれる……はずだったのに………

数学準備室に無理矢理引っ張られた私。
ドアの前に立つ西野。
近づいて来た西野の一言が、私の顔を真っ赤にさせた。





「俺、児山のこと好きなんだ。」




……え?




「っても、強力なライバルの登場に焦ってるんだけど笑)」




……はぁ;




笑いながら、でも、真剣に話す西野。





告白なんて初めてな私は、顔が赤いまま教室に戻り、赤いまま授業を受けた。


でも、西野を見れなくて…したを向いてた私。
ふと感じた視線。


その方向を見ると、私を見てる西野。




やばッッ!顔が赤くなる!




急いでしたを向いたけど、やっぱり赤くなる顔。





どうしたらいいんだろ………