そんな風にして数日が過ぎていた。 私は梨花さんのおかげで独りで家にいる時間も、 苦痛を感じることなく過ごすことが出来ていた。 真田さんの事も思い出さずにいた。 キャバクラへ出勤するのが楽しみだった。 《おはよぉございまぁす》 いつものように店に入り、ロッカーへ向かった。 私が着いてすぐ梨花さんが店にやってくる。