『だってぇ梨花さんてば、めっちゃ切なそうな顔してほわぁ〜ってしてるんだもん!』


私はクスッと笑って言った。



『え〜違うよ〜!ただの友達だよ。電話かかって来なくてさぁ…』


意外にも梨花さんが続けて話してくれた。


『え〜誰かの電話待ってるなんて、やっぱ好きな人なんじゃないですかぁ〜!』


私の言葉に梨花さんは何かを考えてる様子だった。


(変な事言っちゃったかな…?)



『まさかっ!!好きなワケないじゃん!!だって…』