うーん・・・と、二人で悩んでいると、

「愛歌!お久しぶりやなあ!!」

「英治(えいじ)!?」

そこには、黒崎(くろさき)英治がいた。
英治も、幼なじみ。年も、一緒。黒崎財閥の御曹司。
京真とポジションが、丸かぶり。
そのせいか、二人はなかがわるい。


「愛歌ぁ~!!会いたかったで~。」

「いやぁ!!ちょっと!抱きつかないでよ!!」

「お前ら、俺の前でイチャイチャするな。」

と、京真がすごい不機嫌そうに言った。

「なんや~お前も、おったん??気ぃつかへんかったわ~」

わざとらしく言った。

「ちょっと、英治。失礼だよ。それに、離れて!!」

悲しげな顔して、離れる英治。

「なんや~・・・愛歌。京真の見方するんか?」