私は、松崎愛歌(まつざきあいか)

今日は、ハロウィーン。

私の家では、いつも仮装パーティーをやるんだ。

私はこの行事が好きだったんだ…

今日、同級生が来るまではね。


「愛歌ちゃーん♪きがえたぁ??」

「いけませんっ!ご主人様!!」

「まだ、衣装を渡してから、10秒もたってません!!」


部屋の外では、私の着替えを待つパパ。

そして、入ろうとするパパを止める、メイドと執事。

ハッキリ言って、黙って待っててほしい…。

だけど、


「祐二さん!いい加減にしなさい!!」


と、ママが言うと静かになる。

そして、パパが…

「すみません。そういえば、美紀…靴の種類間違えてるよ。」

「え?…あらやだぁ~!!はずかしぃ~!」

パパは、松崎祐二(まつざきゆうじ)そして、のんきな人であり…

ママは、松崎美紀(まつざきみき)そして、おちょこちょいであり…

こんな両親ですが、私のこと大事にしてくれます。