こんなにドキドキしたの何年ぶりかな… 顔が赤くなっていくのが自分でも分かった。 この頃からあなたの事が大好きだった事を後から気付いた。 帰りの車でその子の名前をお母さんから聞かされた。 「優太くんってすごくいい子っぽいで!梨香もあんな子を彼氏にしぃ!」 あーもう。 そんないい子が彼氏になってくれる訳ないでしょ。 私は心の中でそう思った。