あなたに初めて出会ったのは
小学校の入学式だった


あなたを初めて見たとき
胸がドキドキして仕方なかった


無邪気に笑うあなたの笑顔
そんなあなたが私は好きでした






あなたは誰にでも優しくて
みんなに好かれていたよね


私が泣いていたとき………………あなたは
「大丈夫だよ。だから泣かないで」っていいながら頭を撫でながら
私に笑いかけてくれた。


私が泣き止むまで
ずっとそばにいてくれたあなた






友達にからかわれても
あなたは私のそばで
ずっと頭を撫でてくれた


そんなあなたに私は
………初恋をした













それから小学校五年生まで
ずっと同じクラスだった


その年は奇跡がたくさん起こった

自然学校で同じ班になって
私がリーダーであなたは
副リーダーになったね


なかなか私の言うことを
聞いてくれない班の男の子に
あなたは
「リーダーが話し
してるんだから聞けよ」
っていってくれたあなたが
眩しくてかっこよくて
仕方なかったよ










友達と遊ぶ約束してたら
なぜかあなたも一緒に
遊ぶことになった……


そのときは恥ずかしくて
でもものすごく嬉しくて
胸がドキドキして
仕方なかった………


私が忘れ物して
家に帰った時ずっと
待っててくれてた
あなたが大好きです。









小学校六年生のとき
クラスは違ったけど
あなたを見てるだけで
私は幸せになれたよ


修学旅行のとき
私が班の友達とはぐれて
困ってたときあなたは
「どうした?もしかして
班の奴らとはぐれたのか?」
って一番に心配してくれたね


それまで友達とはぐれて
不安で仕方なかった私は
あなたが来てくれただけで
不安がなくなったよ


本当にありがとう