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学校の終わりを告げる
チャイムと共に立ち上がる


「雫ーっ、今日もバイト?」

カバンを持ったあたしに
かけられる声


「うん。ごめんね
 また明日」


いつものように
返事を返して学校を出る



決して友達が
いないわけじゃない