そして再婚した、
今のお父さんに連れられて
きたのが李桜だった。


幼いながらに李桜のオーラに
圧倒されたのをよく覚えている

李桜は昔から人を惹き付ける。
見た目からも人柄からも。

あたしも惹き付けられた1人。



それまでは自慢の
“お兄ちゃん”
だったはずなのに。