「・・えっ..これって・・・」


一枚一枚に、びっしりと貼ってあったのは私と隼ちゃんの写真だった。



しっかりと隼ちゃんの字でコメントみたいなのも書いてあって・・・




「ちょ・・・・隼・・ちゃぁん」


慌てて口を押さえる。




知らなかった....こんなアルバムがあること自体。



ずっと・・ずっと・・・隠してあったの?



隼ちゃん・・・・。





夢中になってページをめくっていく。




誕生日もクリスマスもバレンタインデーもホワイトデーも、お正月だって花見だって...


みんな...みんな・・・写真に収められていた。