『えーっと...それでは、何で「おめでとう」って言ったかというと...今日は俺達の誕生日だからです!・・って知ってるよな?・・・忘れてないよな?違うよな?』



「ふふっ・・・覚えてるから...大丈夫よ?」



亡くなってしまったキミと会話が出来る日が来るなんて・・・思いもしなかった。


大好きな・・・隼ちゃんの声....。


忘れかけていた・・・キミの事。一瞬でも忘れようって思った自分が恥ずかしくてたまらない。



『俺の計画から言えば、サプライズで一緒に掘りに行って、家帰って、俺が出かけている間に、さゆに見てもらって「わぁ~隼ちゃんカッコいい!!」ってのが理想だったんだけど...どうも仕事で一緒にお祝いできないっぽいから...」



いつでも隼ちゃんは・・・・私の中では一番だよ?


カッコいいし...強がりだし...大好きだし...大切なんだよ。



分かってくれてた....?




何をやっても、キラキラに輝いて見えたキミの事


愛せて愛し合えて・・・良かったって心から思うの




愛してくれて...ありがとう


愛させてくれて...ありがとう



いつでもキミの事が大好きよ...。