『お前は、本当に最低だね。』

どれだけ自嘲してみても
何も反響せず

微かには息苦しくなって
いる気がするが

なぜか
何もかもが鈍い

いっそのこと笑えば良いのか、
泣けば良いのか

分からない
何もワカラナイ

あの気持ちはどこへ行った?
やっと、扉が見えたというのに

このままでは開けられない
進めない

まるで
目隠しをされたかの様に

あるいは
感覚が消えたのか

すべきことは分かっていても
それを実行出来ず

ただ闇雲に
時を持て余している

そうすると、全てのことが
他人事に思えてくる

だが、私は
歩きださねばならない

再び扉が見える
場所まで

そしてさびついた扉を
開けて

更に
掴むのだ

私が望むものを
私の未来を