な、なに、コレ。
招待状の文面に愕然としながら、理子の目をググッと見ると
「どう?楽しそうでしょ??」
ニッコリと。
それはそれはニッコリと柔らかに、理子は美しく優雅に微笑む。
「アンタのために頑張って招待状ゲットしたんだからね。
行かないなんて言い出しやがったら、張っ倒すわよ!?」
だけど、そのにこやかな笑顔の裏には、
殺し屋のようにギスついた、確実な殺意が見え隠れしている。
――ヒィィィ~!!!!!
こ、怖いっ!!!!
理子の醸(かも)し出す、負のオーラにビクつきながら、チビチビと芋焼酎を口に運んでいると
「い~い!?優希!!
アンタが面食いから卒業するにはコレは最善の方法よ。」
そう言って。
理子は私の胸元をグイッと掴む。