でも…
恋は走り出したらノンストップ。



悪いオトコだろうがナンだろうが、好きになったら手に入れたい。





気になるよ?




この人の素顔も知らなければ
本名だってしらない。

職業も知らなければ
年も知らない。




だけど…コレだけはわかる。






きっと彼はイケメンだ!!






どんな人なのかな
本当の彼はどんな人なのかな。




知りたい。
本当の彼をもっともっと。






そう…思ったから。




「じゃぁ、またね。ヴィオレッタ。」



私に爽やかなバイバイをして、その場を去ろうとした彼のスーツの裾をギュッと掴んでこう言った。





「今度は…いつ会える??」