「あ、うん。お母さん」

「お母さんとお電話なんて仲が良いのね」

「ううん。普通だよ」

「そう。あっ!私達の横の部屋、翔と龍くんだわ!」

「ふーん。そうなんだぁ、って・・・えっ!?」

「どうしたの?そんなに驚いちゃって」

「えっ、だって・・・」

だって、あたしは女子寮だと思ってた。

ここを・・・

まさか男子が隣なんて思ってないじゃない!

しかも好きな新羅が横だなんて