目の前の直樹さん。





ジャズが流れる店内。





キラキラ光る綺麗な夜景。





やばい…。





なんか条件揃ってない?





私が感じてる距離は何なのか、わかったような気がする。



私は優介とか関係なく直樹さんとつながっていたい。



心配だから会うんじゃなくて、私に会いたいって思ってほしいよ。






どうしよう…。





何考えてるんだ私。




ダメだよ。




流されちゃダメだ!





たまたま条件が揃ってるだけなんだから…。









直樹さんが好きなんて………







思っちゃだめだよ……。