「何!?お前ら知り合いなの?」



「まーそんなとこかなぁ?
ねっ、千佳ちゃん!」





ドクンッ………





力が抜けて心臓の鼓動が体中を支配する。



忘れてたあの日の動揺がまた蘇ってきた。





「じゃあ優介ちょっと借りてくね〜!」



「ほんとごめんな!千佳!」


腕を引かれて優介はあっと言う間に目の前から姿を消した。