今日は一日授業に身が入らなかった。



頭の中が優介でいっぱいで、まだ体の中に感触が残っていて、ずっとニヤニヤしてた。



そんな私の様子に気付いた陽菜は

「もう!千佳のえっち!」



なんて言ってた。



この際えっちな子でいいや!



優介が望むなら私は何でもできるよ!









「じゃあね、千佳。バイバイ!」



「陽菜バイバイ!」



今日は優介のせいで一日が早かった。



教科書をロッカーに入れて鍵をかける。



今日は優介とデートなんだ♪



いらないものは廊下にあるロッカーに押し込んで、鞄の中身を軽くして教室に戻った。




「優介!帰ろ!」



「うし!行くか!」



優介も支度出来たみたい。


早く触れたくて私から手を繋いじゃった。