「話し声でかい女でさー。」


「…そうなんだ。」



なんだ。


エッチの声の事かと思っちゃった。




「……あっ。

お前今やらしい声のことだと思っただろ?!」



「おっ…思ってないもん!」


やばっ、また心読まれた!?



「ほんとかぁ?

白状しろ!」



「うきゃー!!」



直樹さんの手が私の脇に伸びてきてくすぐってきた。


「くすぐられてるお前って、なんかやらしい…。」



脇をくすぐってた手がいつの間にか胸に伸びる。



「……んっ…!

直樹さん…。」




自然と声が出ちゃうよ。



私の反応を見て、直樹さんの行為はだんだんエスカレートしていく。



さっきしたばっかりなのに…!



それに話まだ途中!



そう思ってても直樹さんの手を振りほどけない私。