「直樹さんって、どのぐらい優介と仲悪いの?」



ここはバーの2階。



そしてベッドの中。





学校は始業式とホームルームだけでお昼に終わった。


私はその足でバーに向かった。



仕事が休みの直樹さんと待ち合わせしたんだ。





「どんぐらい?

必要最低限の会話しかしないとか?

一緒に住んでてもお互いのプライベートの事よくわかんねーなぁ…。」



裸の私を、ベッドの中で直樹さんは後ろからぎゅってしてる。



昼間からラブラブなのはいいけど、明る過ぎてすごく恥ずかしい…!



って、さっき、隅々まで見られちゃったんだけどね。




「連れ込んだ女の事はわかるのに?」



「おう!

だって声でかいんだもん。」



「声?」