「千佳おはよー!」



「あっ、陽菜!おはよ!」





短い冬休みを終えて、今日は3学期の始業式。




「冬休みなんてあっとゆー間だよね〜。」



「陽菜、秋山くんとは冬休みどうだったの〜?」



「えへっ!実はね…。」






「お泊りしたの!?」



「しーっ!千佳声大きい!

でも楽しかったよ!

露天風呂付きのホテル♪」



陽菜はラブラブっぷり全開で、一緒に露天風呂に入った話をし始めた。







「そういえばクリスマス、川嶋せんせーとはどうなったの〜??」



ニヤニヤしながら陽菜が話を変える。



「まさか陽菜があんな手の込んだ事するなんてねー!」




クリスマスの夜、直樹さんに会わせる為に私を呼び出した陽菜。




クリスマスの、直樹さんの共犯者だ。