激しいキスの嵐に息をするのもやっとの私は、完全に身動きが取れない。




「…んっ……!」




漏れる息がなんだかすごくいやらしく聞こえて、直樹さんをエスカレートさせてるみたいだった。







キスをやめた直樹さんの唇は首筋からだんだん下へと下がっていく…。



背中に手が回ったと思ったら、あっという間にブラのホックが外されて……





「直樹さん!

ちょっと待って…。」




私はそんな直樹さんの肩を掴んだ。




「…なんで?」




「部屋明るいし、電気消して?」



「…消したら見えないじゃん。」






えぇ!



見るの?



恥ずかしいよ〜!




「やっ…。恥ずかしいよぅ。

消して…?」






「じゃあこれだけやらせて。」




私から体を離した直樹さんは、ソファーにかかっている上着のポケットを探ってまた戻ってきた。