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あれからしばらくして冬休みに入った


夕依はまだ居候中


自分の中で決心がつかないんだって。


「杏莉、あたし戻ってみようと思うんだ」


あたし達は2人でお菓子を食べながら女子会


そんな時に夕依が発した言葉


あたしには分かる。


“本当はまだ決心がついていない”ってこと


だけど、これ以上此処に居たら優斗に迷惑が掛かる


だから、夕依は言ってるんだ


優斗はというと優雅君と遊びに行った


たまには遊ぶ時間を作ってあげなきゃね


いつもあたしのお世話ばっかりだから。


話を戻さなきゃ…


「夕依はそれで良いの?」


「優斗君にはいきなり押し掛けて迷惑掛けてるし。せっかくの2人の時間を邪魔してる」


そう呟いて悲しい顔をした