やっぱり優斗に抱きしめられると落ち着く


「杏…」


夕依には見えないようにキスをする優斗


「優斗君、バレバレ」


「あっ、バレた?」


優斗は悪びれることなく返答する


「ラブラブなのは良いけど2人の時だけにしてね」


愛花と同じこと言ってる


そして、夕依は優斗の隣に座った


「でも、杏莉が楽しそうで良かったよ。優斗君に感謝だね」


「夕依、何も言わずに転校してごめんね…」


本当はもっと早く謝らないといけなかったんだろうけど…


「良いの。こうやって会ってくれることがあたしは1番嬉しいから」


「杏、良い親友持って良かったな」


あたしは小さく頷き…


「夕依は1番信頼出来る親友だもん」


“もちろん、愛花も信頼出来る大事な人だけど…”と付け足した