ゆっくりしとけって言われても1人になるのは嫌だ。


「優斗、隣に居て良い?」


「構わないよ。おいで」


あたしは優斗の隣に行く


「あたし、優斗に頼ってばっかりだよね。ごめん」


「杏はもっと頼って良いよ。1人になりたくないのは分かってるし」


「なんで、そこまで優しいの?」


優しすぎて怖いよ…


「杏だから優しくするんだよ?他に理由はないし。第一、杏は俺の彼女だろ?優しくするのは当たり前」


嬉しくて涙が…。


優斗はいつの間にか食器洗いを終わらせてあたしを抱き上げていた


「2人で居る時は思い切り甘えて良いから」


「じゃあ、もう少しこのままが良いな」


「分かった。」


少しでも優斗の温もりを感じてたかった


優斗に抱きしめられるって安心するんだ


あたしの精神安定剤