「このことを杏莉に話さなきゃいけないんですよね?」


「そうなの…。どうしたら聞いてくれるのかずっと考えてるんだけど。」


杏莉の事だから聞かないだろうな。


「とりあえず、1度俺が会ってみますね」


そしたら、良い案が見つかるかも知れない


「お願いね。優斗が居た方が杏莉も安心すると思うの。」


杏莉の性格を理解してる瑠夏さんだから言えること。


「にしても、あの岡田が更正したとはね」


「本当に反省してるみたいだったから協力したくなったんだ」


瑠夏さんって優しいからな。


「とりあえず、今日はもう遅いから2人とも泊まっていきなさい」


瑠夏さんの計らいで泊まらせてくれることになった


「ママ、今日は一緒に寝て良い?」


愛花の不安そうな顔


杏莉の事が信じられなかったんだろう