「愛花ー?遊びに来たよ」


あたしと優斗君が入ると優雅君と楽しそうに話していた


あたし達に気付くとニコッと微笑んでくれた


「杏莉、昨日はありがとうね?」


「いいえ。少しでごめんね?」


「昨日、杏莉ちゃんがくれた500円で愛花の好きなシュークリームを買って行ったんだ」


優雅君が買ったものを教えてくれた。


「喜んでくれて良かったぁ。」


優雅君は自分が座っていた椅子をあたしに貸してくれた


「愛花が居ないから寂しいんだよ?」


「ごめんね。退院したらまた遊ぼーね」


愛花はあたしの頭を撫でてくれた


「起き上がってて平気なのか?」


優斗君も心配している


「今はだいぶ楽だよ。もうすぐ点滴も取れるみたい。ちょっと杏莉と2人だけにしてくれる?」


愛花は優斗君達に出るように促した