「分かった。優斗はいつものヤツだよな。瑠夏さんは?」


「あたしと彩芽の分はあるから気にしないで」


「じゃあ、行ってくるな」


優雅はあたしの頭を撫でて財布だけを持ち出て行った


「愛花、体調は?」


杏莉はあたしを心配して聞いてくる


「だいぶ落ち着いたよ。まだ少しダルいけどね」


本当は起きているのも辛かったりする


だけど、皆が来てくれてるしツラいなんて言えない


「彩芽、もしかして眠い?」


ママは彩芽の異変に気付き抱き上げる


そして寝かしつける為、外に出た


「ただいま」


優雅は小さい袋に飲み物を入れ戻ってきた


「優斗はコーヒーで杏莉ちゃんはオレンジジュース、そして愛花はリンゴジュースもな」


たくさん買ってきてくれて申し訳ないな