「杏莉、どういう物が好き?」


「とりあえず可愛い物」


じゃあ、あたしが好きな雑貨屋に行っても良いかな?


あたしは杏莉を連れお気に入りの雑貨屋に行ってみた


「あっ、ママ!!」


店内に入ってみるとママの姿があった


「あら、ちょっと早めの合流になったね」


あたしとママは好みが似てるから気が合うんだ


「ママも此処に来てたんだね」


「あたしが此処が好きなのは愛花も知ってるでしょ?」


ママも可愛い物大好きだもんな


「そろそろ電話掛けようとしてたの」


~♪~♪~♪~


突然鳴り出すあたしの携帯


着信・篠崎優雅


優雅の名前を見た途端、嬉しいけど恥ずかしくなる


「ママ、此処に居る?」


「うん。電話出ておいで」


ママは電話の相手が誰か分かってるみたい