ねぇ…どうして私は
産まれて来たの?

なんで私を産んだの?
もうわからない。

涙が止まんない…
私寂しかったんだ…
やっと気づいた…
寂しかったんだ…
1人ぼっちなんてもう嫌…
でも今さら友達なんて
作れない…

そう思ってたら
いきなり魅羽斗が私を
抱きしめた。

「ちょっ…魅羽斗くん…」

いきなりすぎて混乱する私。
離してよ…

必死に抵抗した。

「茉亜耶は1人なんかじゃねぇ…
俺が居るから。1人ぼっちになんか
もうさせねぇよ。
もう1人で抱え込むのやめろ。
俺を頼れよ。」