「ごめんなさい…」

お願い…殺さないで…
お願い…助けて…
怖い…

「茉亜耶!落ち着け!
俺はお前の前の彼氏じゃねーから
安心しろよ。」

魅羽斗は私を力いっぱい
抱きしめてきた。

それでもパニックは
収まってくれない…

パニックになった私を
魅羽斗はずっとずっと
抱きしめてくれていた。